第4回 介護施設のカスハラ対策とeラーニングの力
この連載は、介護現場で深刻化するカスタマーハラスメント(以下、カスハラ)の実態を明らかにしながら、対応の属人化・研修負担・制度不備といった課題を浮き彫りにし、それらをeラーニングによる「仕組み」でどう乗り越えていけるかを探る全8回のシリーズです。各回では、職員・管理者・運営側の立場から見た問題の構造と、持続可能な解決策としての教育設計の視点を交えて展開していきます。
連載構成(全8回)
- 【第1回】なぜ今、カスハラ研修が必要なのか
- 【第2回】『対応』は個人任せでは続かない ──属人的対応の限界
- 【第3回】管理者が抱え込む負担と不安 ──相談されても動けない現実
- 【第4回】形骸化する研修 ──『やったことにする』カスハラ教育の実態
- 【第5回】時間がない、資料がない ──研修担当の悩み
- 【第6回】職員が『相談できる』職場風土とは
- 【第7回】ケースで学ぶ、対応力のある組織のつくり方
- 【第8回】続けるための仕組み ──カスハラ対策研修を定着させる