「OJTだけでは教えきれない」。
現場でそう感じたことがある方も多いのではないでしょうか?

人手が足りず、教える時間が取れない。
シフトがバラバラで、新人研修の時間を確保できない。

担当者によって教える内容にばらつきがある――。

こうした声は、どの介護施設からも共通して聞こえてきます。

そこで今、多くの施設が注目しているのが、eラーニングの導入です。

「先に学べる」ことが、不安を減らす

現場でのOJTがスムーズに機能するためには、事前の知識習得=予習が不可欠です。

新人が「何も知らない」状態で現場に入れば、
教える側も「どこから説明すればいいのか分からない」、
教えられる側も「何が分からないか分からない」という状況になります。

ところが、あらかじめ動画やテキストで業務の基礎を学んでおけば、

  • 指導者は「その知識を土台に現場を見せる」ことができ、
  • 新人も「ある程度分かっている状態」で現場を経験できる。

つまり、OJT下地としてeラーニングが機能するのです。

eラーニングは、介護施設にこそ向いている

eラーニングと聞くと、「うちはそこまでITに強くないから…」と敬遠される方もいます。

でも実は、介護施設の現場にこそ、eラーニングは相性がいいのです。

その理由は以下のとおりです。

シフト制でも学べる

時間や場所に縛られないため、夜勤明けや休日にも自分のペースで学べます。

何度でも繰り返せる

一度で覚えきれなくてもOK。繰り返し視聴できるのは大きな安心感です。

教える人によるをなくせる

動画で標準化された内容を提供できるため、誰が見ても一定の質が保てます。

LMSで学習状況を見える化

学習履歴や進捗が管理できることで、上司もサポートしやすくなります。

eラーニングは、「現場の負担を減らす」ためだけのものではありません。

育成の“質”を高めるための教育インフラでもあるのです。

忙しい介護の現場でこそ、個々の職員が「学べる環境」が必要です。

それを実現するのが、動画とテストによる“予習型OJT”という仕組みなのです。

次回(第4回)は、こうしたeラーニングを活用して「育成を見える化する」方法と、
「仕組み」として人材が育つ環境づくりについてお話しします。

どうぞお楽しみに。

先に知っておけることで、不安もミスも減らせる。それがeラーニングの力です。

介護現場にフィットするeラーニング導入をお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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