職員スキルアップ研修とは
法定研修とは、別に法律で規定されていないが、介護職員として必要で身につけておく必要のあるスキルを準備しています。
現在の標準メニューは、2カテゴリー、5タイトルです。
医療機関・介護施設におけるハラスメント研修
今回準備した「基礎編」「医療機関編」「介護施設編」の3つの研修は、それぞれの特性に応じたハラスメントへの理解と対応力を深めます。
- 基礎編: ハラスメントの基本的な定義、種類、発生要因、そして職場全体で取り組むべき共通の対策を学びます。これにより、ハラスメントに対する共通認識を構築し、未然に防ぐための土台を築きます。
- 医療機関編: 医療現場特有のハラスメント(患者・家族からのクレーム対応、専門職間のヒエラルキー、多職種連携における課題など)に焦点を当て、医療現場の実情に即した対応策を身につけます。
- 介護施設編: 介護現場特有のハラスメント(利用者様の認知症によるBPSD、身体介護に伴うリスク、生活の場における人間関係の複雑さなど)に特化し、介護の特性を踏まえた実践的な対応力を養います。
介護施設で外国人スタッフと協働するために
いま、日本の介護現場では、外国人スタッフと共に働く機会が着実に増えています。人手不足が深刻化する中で、外国人介護スタッフへの期待はますます高まっていますが、その一方で「言葉は通じても気持ちは伝わらない」「働き方の違いに戸惑う」といった声も聞かれます。
現在は、外国人スタッフの文化を理解するための、
①日本人スタッフ向け「介護施設で外国人スタッフと協働するために」研修と
②外国人スタッフ向け「日本の介護施設ではたらくための、多文化共生研修」
の2タイトルで、制度やスキルの話だけでなく、「文化の違いをどう理解し、どう受け入れるか」に焦点を当てていきます。